みなさんこんにちは。
サックス講師の犬井有理菜です。
私は大手音楽教室でサックスの講師をしていた時に毎月5名〜10名ほどの初心者の体験レッスンをしていました。
おそらくこれまでに200名以上の方の体験レッスンをさせて頂きました。
全く楽器を触ったことがない、楽譜も読めない方でも30分で必ずあの名曲をワンフレーズ吹けるようにレッスン致します!
動画はこちら!
サックスは音が鳴りやすい楽器です。
サックスは管楽器の中では1番新しく、木管楽器(フルートやクラリネット)や金管楽器(トランペットやトロンボーン)の良いところを凝縮した楽器です。
他の管楽器は音を鳴らすだけでたくさん練習が必要ですが、サックスは新しい楽器ということもあり、楽な力で音が鳴り、音程も取りやすいです。
大人になってから初められた方でも憧れの曲をかっこよく演奏できます!
サックスを吹いてみよう!
まずはマウスピースだけで音を出してみよう
マウスピースだけでも音が出ます!
マウスピースの先端から約1,5センチほどのところに上の歯を直接乗せ、下の歯は軽く唇を乗せてくわえます。
この時に力が入りすぎないように「ウ」と「エ」の間の口で息を吹き込んで見ましょう。
音がならない場合はマウスピースの歯が当たる位置が奥過ぎたり、手前過ぎたりしている場合がありますので、確認が必要です。
吹き矢に息を通すような感覚でスピード感のある息を出すのがポイントです。
自然に立った姿勢で楽器を構える
ストラップを付け、楽器を構えます。
自然に立った姿勢にちょうど楽器が口元に来るようにしましょう。
マウスピースが上の唇に当たるぐらいにストラップを調整できれば成功です。
指のポジションを確認して、正しい姿勢で楽器を持ちます。
何も押さずに音を出してみよう
正しい姿勢で楽器を持つことができたら、何も押さずにそのまま音を出して行きます。
この時、サックスはド♯が出ます。(実音E)
きっと素敵な音が出ると思います!!
運指の確認をしよう
サックスはリコーダーに運指が似ています。
まずはソラシドの4つの音を鳴らすところからスタートします。
左手だけの指で簡単になることができます。
ロングトーンの練習!1つの音を長く伸ばしてみよう
ソラシドの音を長く伸ばします。
一つの音を長く伸ばすことをロングトーンと言います。
これはサックスを演奏する上では大変重要な練習です。
音の大きさや音色が一定になるように伸ばします。
早速誰もが知っているあの曲のワンフレーズを演奏してみよう!
みなさん、誕生日はいつですか?
私は5月5日です!
誕生日を祝う曲といえば「ハッピーバースデー」ですよね。
体験レッスンでは先ほど練習したソラシドの音のみで最初の
「ハッピーバースデートゥーユー♬」を演奏することができます!
息はロングトーンの時のように一定に伸ばし、指を動かしていくのがポイントです。
普段のレッスンはどんな練習をするの?
普段のレッスンでは基礎からレッスンをしていきます。
初心者の方にはサクソフォンメソッドという基礎練習の楽譜を使って、音の出し方や楽譜の読み方を勉強して行きます。
全く楽譜が読めなかった60代の方も1年ほどで楽譜に「ドレミ…」と書かなくてもスラスラ読めるようになりました!
基礎練習と曲練習は半分ずつぐらいのイメージです。
曲では好きな曲を生徒様に選択して頂きます。
初心者の方はこちらからオススメする曲を練習して頂きますが、演奏したい曲がある方はそれを優先して練習して行きます。
50代で初められた方はご自身の友人方とのイベントで好きな曲を暗譜で演奏!
周りのお友達から「かっこいい!」と言われ以前に増して人気者になられました!
年に数回、発表会も開催しています
モチベーション維持の秘訣は発表会があることだと思います。
発表会ではピアノ伴奏に合わせて演奏します。
初めて舞台に立つ方はすごく緊張されるかもしれませんが、本番が終わるとみなさん素敵な笑顔で「出演してよかった!」とおっしゃっています。
続けて発表会に出ることで他の生徒さんとお友達になり、別の趣味のゴルフを一緒に楽しんでおられる男性の生徒様や、レッスン前に集まって一緒にカフェに行く女性の生徒様もいらっしゃいます。
是非みなさんもサックスをはじめて新しい人生をスタートさせましょう!