みなさんこんにちは。
これからサックスを始める方向けに本当にに必要なアイテムをまとめてみました。
今まで私はサックスを18年間やってきて、様々なグッズを買いました。
正直今まで買ったグッズの中には必要でないものもたくさんあったので、今回は本当に必要なアイテムのみをご紹介します。
サックスを始めるのに揃えるべきアイテム
アイテム①楽器
サックスの基本はアルトサックス
初めての方にはアルトサックスをおすすめします。
サックスにはたくさんの種類があり、その中でもソプラノ・アルト・テナー・バリトンが主流ですが、一番教材がたくさんあり、サックスの基本となるのが「アルト」です。
私は吹奏楽部でサックスを始めたのがきっかけで、バリトンを始めは手に取りましたが、音大受験のためにアルトを練習し直しました。
バリトンからのアルトは息の使い方や指の動きが全く違っていたので苦労しました。
正直なところ、アルトサックスが吹ければ、テナーやバリトン・ソプラノへの移行は楽です。
バリトンやソプラノといった極端に大きい、または小さい楽器からのスタートは、マウスピースの大きさが違いすぎるため、他の種類への移行が難しくなります。
値段的にもヤマハがおすすめ
楽器の種類ですが、初心者の方には値段の幅もあり、国内で作っているので修理の面でも安心なヤマハがおすすめです。
他の有名なメーカーであるセルマー・ヤナギサワは、ヤマハのような10万円代の初心者クラスの楽器がなく、30万円代からになってしまうので、購入のハードルが少し高いのではないかと思います。
アイテム②マウスピース
楽器を購入するとマウスピースが付いてきますが、そのマウスピースはあまり使い物になりません。
もちろん音は出ますが、良い音を出したい、簡単に音を出したいのであればマウスピースは新たに購入すべきです。
サックス界では有名なセルマーというメーカーのマウスピースがおすすめです。
様々なマウスピースがありますが、初心者用に作られた「プロローグ」はすごく音が鳴りやすいです。
吹奏楽をする方は周りの音に溶け込みやすい180やワンスター、ソロを中心とする方には音が遠くまで響きやすい「コンセプト」がおすすめです。
アイテム③リガチャー
リガチャーとはマウスピースにリードをつけた時に支えるものです。
素材は金属・皮・布・ゴムなどたくさんありますが、音色に艶が出る金属のものがいいと思います。
初心者の方にはネジが1つで扱いやすいBGのリガチャーがおすすめです。
アイテム④ストラップ
ストラップはどんなものを使うかによって音色が変わってしまうほど重要な役割をしています。
楽器購入時に付属で付いてくるストラップは首をしめつけてしまい、息が入りにくいので、使わない方がいいです。
これまでに私は5種類のストラップを試してきました。
その中でも1番首に負担がかからず楽に演奏できたのがブレステイキングです。
色の展開もたくさんあるので、お気に入りを見つけてみてください。
アイテム⑤リード
リードはマウスピースに合わせて硬さを選びます。
先ほど紹介したセルマーの「プロローグ」にはバンドレンのトラディショナルの2半がおすすめです。
マウスピースの種類とどのリードを使えば分からない時は、楽器屋さんで聞くと丁寧に教えてくださるので、勇気を出して聞いてみるのがいいです。
アイテム⑥クリーニングスワブ
こちらはお手入れのアイテムになります。
楽器を演奏した後、楽器に水滴がつくのでそれを取り除くための布です。
クラリネットやオーボエにも同じようなものがあるので、「SAX用」を購入しましょう。
アイテム⑦吸水シート
こちらもお手入れのアイテムで、タンポの水滴を取る時に使用します。
あぶら取り紙やクリーニンングペーパーでも構いませんが、ゴミになってしまうのでこのシートをおすすめします。
水をたくさん吸ってくれて、洗って何度でも使えるので経済的です。
アイテム⑧スライドグリス・コルクグリス
こちらは楽器を組み立てる時に使うグリスです。
特にコルクグリスを塗らずにマウスピースを入れてしまうと、コルクの破損の原因にもなります。
少しでも楽器が入りにくいと感じた時に塗るようにしましょう。
アイテム⑨譜面台
譜面台はスタジオなどの練習場所には設置してあるので、必要がないと思われる方も多いですが、自宅や野外で練習する時は必要になります。
良い姿勢で練習が出来るので、購入をおすすめします。
アイテム⑩チューナー・メトロノーム
音程を図るものをチューナー、一定のリズムのテンポを出すものをメトロノームと言います。
チューナーとメトロノームが一緒になっているものも売っていますが、今は皆さんスマホをお持ちだと思うので、アプリでダウンロードするのがおすすめです。
無料で高機能なものがたくさん出ているので、是非チェックしてみてください。
以上10個のアイテムを紹介しました。
これだけ揃えればいつでもサックスを始めることができます。
是非参考にしてみてください!